こんにちは、ほさかです。
今回は絵素材の話に戻りまして、ピースについてです。
絵素材の中ではピースが予定以上に苦戦しました。
1話につき最大30ピースなのですが、ピースの内容を表す必要があるのと、
4マスに納めなければならないのと
何より30の画像を作るのが相当苦労しました。
特に立ち絵を流用できる部分はまだ少しは楽なのですが……
エビフライやカレーとか食べ物の絵は描き下ろさざるを得なかったです。
想像以上に小物が多く一人で作り切るのは到底無理でしたので、
キャラクターを描いたデザイナーにも描いてもらってます。
ですので、担当話ごとに微妙に絵柄が違ったり、表現方法が違って、
比べるとおもしろいと思います。
ただ全部集めていただいて、よーく見ていただくとわかるのですが、
どれも細かいところまでこだわって、丁寧に作っています。
小さな1コマも手を抜かないぜというデザイナーの意地をみた気がします。
このピースはもちろん選択肢でも使われています。
このゲームの大きな特徴として……というか効率化を図らなかったところとして、
すべての選択肢が1枚の画像になってます。
しかも、マウスが乗った時にも色を変えてますので、倍あります。
こんな感じでバカ正直に作った結果……選択肢の画像数は 5180 になりました。
用意するのは本当に苦行だったと思いますが、
デザイナーの皆さんはよくやりきってくださいました。
ちなみに選択の回数はピース選択を抜いても 692 回あります。
普通のゲームだと好感度を気にしてセーブ&ロードを繰り返すかと思いますが、
スタピーに限っては「どうでもいいや!」ってなると思います。
セーブ&ロードはゲームのテンポが本当に落ちるので、
選んだ選択が合ってるか間違ってるか気にしないでとにかく進もう!
って、プレイヤーに思ってもらうのが狙いにあったので、奏功したかと思います。
さて、今回で素材についてはあらかた説明してしまいました。
次回で最後にします。
最後まで、どうぞよろしくお願いします。
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